Come Back.

 


NOAHのオーナーBrendon BabenzienがJ.Crewのメンズチーフデザイナー就任。


昨年、米大手小売として初めて新型コロナウイルス感染症拡大の影響で

経営破綻し、米国連邦破産法第11章の適用を申請。


J.Crewを買い付けはじめてから10年ほどは経つと思うが、

ここ数年の買い付けでは個人的にもJ.Crewの芳しくない経営状況を感じていた。

店に人は減り、コラボの話題も一時より沸かなくなっていたかと思う。


それは、昨今の流行やオーバーサイズのストリート感あるスタイリングが流行り、

それらの真逆に位置するような

往年のアメカジベースのJ.Crewアイテムが

世の中の物欲観点とハマらなくなっただけ。



商売をしている以上、売れるもの、売れないものを

査定するバイヤーとしての視点で、

買い付ける量にばらつきはあったものの、

出張時には必ず店に足を運び、商品をチェックした。

ブレないアイテム作りと格好良さは変わらなかった。


だから、ずっとJ.Crewは好きだった。

破綻の話を聞いた時は本当に悲しかった。


そんな中での今回のニュースは本当に嬉しかった。

Brendon Babenzienは個人的にスタイリングをチェックするほど好きなデザイナー。

NOAHがSOHOにできた時には、歓喜し、すぐに足を運んだ。

今までのニューヨークには無いタイプのショップだった。

Brendon同様、店もカッコよかった。


初めてLiquor StoreやNOAHを訪れた時の

あの興奮が蘇る。


きっとJ.Crewはまた蘇る。

今個人的にだが、またあの時の自身のファッションが新鮮に映る。

足元に革靴やブーツ、ボトムスにデニムやチノといった具合。

J.Crewは必ず私のワードローブにフィットするはずだ。

2020FWコレクション。

待ちきれない。




しかしOAMCやam然り、元Supremeの肩書きはすごいね。




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